TMRキャブレター アイドルアジャストスクリュー装着アドバイス
梅の実が熟す頃に訪れる、みなさんご存じの梅雨ですね。
梅と言えばウメ酒ですが、我が家では熟した梅をジャムにします。
朝はヨーグルト、夜はお気に入りのラムとソーダでカクテルに!
今夜はお酒が進みそうなサービス部 藤本です(^ω^)
ああ!こんな使い道があったのね!って商品結構ありますよね?
本日紹介させて頂くのはこの商品です。
ロングアイドルアジャストスクリュー for TMRφ28~35
http://shop.yoshimura-jp.com/syouhin/syousai.php?id=1422
キャブレターのセッティングを始めるとちょこちょことアイドリングの調整が必要になるのですが
マルチのキャブになると手の大きい藤本はよく火傷をしてしまいます(;^ω^)
そんな時このロングアジャストスクリューがあれば、アツアツのエンジンに手を入れずに
調整できるのでとても便利です!
でも、自分のキャブはφ38だから……そんなお客様、ご安心ください。
こちらTMRφ28~35スモールボディ用と記載しておりますが、別途部品購入でラージボディ(φ36~41)
にも取り付け出来ちゃいます!
※以前にもこちらの商品をご紹介した事があるのですが、最近のお客様のTMRを見ると
正しく取り付け出来ていない物がいくつかありました。
取り付けを間違えるとボディを破損させてしまう可能性もありますので、
今回改めてご紹介させて頂きますm(__)m
先ずはカラーの有り無しについてですが
商品ページでは(※TMRΦ36〜41に使用する際は、スペーサーカラー L=2mm 850-005-0802
(もしくは、ワッシャー L=2mm)が必要です。)と記載されています。
これはスロットルリンケージのサイズがスモールボディとラージボディでは異なる為に
ラージボディにそのまま取り付けた場合、スプリングが縮み始める前にスロットルバルブを
持ち上げ始めてしまう事を避けるために必要という事になります。
もしもこのまま使用すると、アイドリングの調整が頻繁に必要になったり、最悪走行中に
脱落してしまう事が予想され大変危険です。
もしもφ36~41のキャブレターで当該製品を使用されているお客様がいらっしゃいましたら、
是非取付状況をご確認下さいますようお願い申し上げます。
次に、画像の様に左出しでフロートチャンバーボディーに取り付けされているお客様で時々お見えになりますが
取り付けボルトを長いタイプに交換せずに使用されている方を非常に多くお見掛けします。
※ボルトの掛かりが甘くトルクがかけられない為にネジ穴をダメにしてしまっているキャブを多数見ています。
実際あてがってみると3~4山程はネジ山が掛かる様ですが、この状態で開け閉めを繰り返せば
アルミのボディですからすぐに脆く、弱くなります。
残念ですが、このネジ山が破損してしまった場合はボディ単体で交換等は出来ません。
(※弊社では状況によって応急処置が出来ますが、いずれも補償対象外です)
こうなる前に!
フロートチャンバーボディに取り付けされるお客様は是非、
[スクリュー、トップカバー(TMR40/04-1A):779-000-0096]をご使用ください。
最後に、ここまで注意喚起の内容となりましたが使ってみると大変便利なパーツになります。
便利なパーツを正しく使う為に、オーナー様には今一度ご確認を宜しくお願いします(^_^)/
もし分からない事があれば、どんな些細な事でも構いませんので弊社技術窓口へお問い合わせください!
テクニカルホットライン
0570-00-1954