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2017年9月19日 (火)

海外レース情報「世界耐久選手権」「モト・アメリカ」

先週末、世界耐久選手権2018年シリーズの開幕戦ボルドール24時間耐久レースがフランスのポール・リカールサーキットで行われました。

ヨシムラジャパンがPowered by YOSHIMURAとしてサポートしている
「SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM」(SERT)からは
ヴァンサン・フィリップ選手、エティエンヌ・マッソン選手、
そして、2014、2015年にジュニアチームから世界耐久選手権に出場していたグレッグ・ブラック選手が参戦。

そして、SERTのジュニアチームで、ル・マン工科大学の学生がメカニックを務める
「Junior Team Le Mans Sud Suzuki」(ジュニアチームLMSスズキ)からは
ロビン・カミュ選手、セドリック・タングレ選手、ヒューゴ・クレア選手が参戦

Ewc2018vincentphilipper5
世界タイトルを争うSERTが新型GSX-R1000で24時間耐久レースに参戦するのは、今回が初。
ヨシムラジャパンからも数多くのパーツを供給しておりますが、
鈴鹿8耐まで旧型マシンで参戦していたSERTの準備・テスト期間は僅かしかなく、
24時間完走するための耐久性や、
ポール・リカール・サーキット特有の長いストレートが与えるマシンへの負担という不安要素から、
本当に24時間完走できるのか?…と心配していたヨシムラスタッフも居りました。


結果は…
SERTは表彰台ペースで走行中、途中何度かのトラブルに見舞われ、
表彰台こそ逃してしまったものの、24時間を7位で完走!

ジュニアチームは総合10位、SSTクラスでは3位表彰台を獲得!

リザルト・写真はコチラ↓↓
http://www.yoshimura-jp.com/race/wec/2018ewc-rd1.php

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先日のブログにて、
Yoshimura Suzuki Factory Racingのトニー・エリアス選手が
最終戦を待たずにモト・アメリカ年間チャンピオンを獲得。
チームメイトのロジャー・ヘイデン選手も
ランキング2位に控えている、と紹介しましたが

この週末で最終戦を終えて、
ロジャー・ヘイデン選手の年間ランキング2位が確定しました。

Ewc2018vincentphilipper5_2
2017年シーズンのモト・アメリカはYoshimura Suzuki Factory Racingの
トニー・エリアス選手、ロジャー・ヘイデン選手による
1・2フィニッシュという結果で閉幕となりました。
このGSX-R1000にもヨシムラジャパンからの部品や技術提携がされているので、
デビューイヤーをこの様な形で締めくくれて本当に嬉しいです!

このアメリカでの朗報は来週末に開催されるJSB1000 Rd.8 岡山戦でテスト中の
津田選手と濱原選手にも伝わっていると思うので、
ジャパン組も今シーズンをベストの結果で終えられる様、
残り2戦を戦って欲しいですね。