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2017年6月16日 (金)

MT-07 R-11サイクロン受注開始!

こんにちは、

海外営業青山です。

 

YAMAHA MT-07用

機械曲 R-11 サイクロン EXPORT SPEC 政府認証

受注開始になりました。

今回も開発スタッフにインタビューをしてきたので、

どんな製品に仕上がっているのか、ご紹介したいと思います。

 

Mt07_r11_a3_72dpi_800

 

一番の特徴は、フルエギゾーストの造形美です。

 

Mt07_r11_stb_f73_800_3 

ラジエターシュラウドから3回曲げのヘッダーパイプまで、流れるようなラインをとり、

集合部では、アウト側のパイプが、イン側よりも上に出ることで、

バンク角の確保と、凝縮感を演出しております。

 

_ym2x7200_800 

エンジン下の触媒部分は、2段テーパー形状に、

集合部とテールパイプをつなぐスプリングを見えない位置に配置することで、

フルエキのスムーズな流れを壊さない工夫を施しております。

  

Ym2x7126_800

 

そして、もう一つの特徴は、サイレンサーの取り付けです

車両のスタイリングや重量バランスを考慮して設計されたオフセットステーに、

右のタンデムステップをオフセットすることで、

サイレンサーをより高い位置で取り付けることが可能になりました。

 

また、オフセットステーは大きく肉抜きされており、

タンデムステップの裏側に隠れるので、

タンデム走行性能や、一見純正らしい雰囲気も残しています。

 

このオフセットステーには、リアブレーキリザーバータンクステーがついているので、

タンデムステップを外してサーキット走行なんてことも出来てしまいます。motorsports

(タンデムステップを外す場合は、適切な長さのボルトに交換して下さい。)

 

Mt07_r11_sm_r73_800 

性能面では、ヘッダー部分に連結パイプを採用し排気脈動を最適化することで

音量とパワーのバランスをとり、

大容量触媒の装着や、O2センサーの取り付けボスなど

妥協のない仕上がりになっております。

 

これにより、昨年から導入された非常に厳しい平成28年度排ガス規制をクリアしつつ、

高回転域で大きくSTDを上回る高出力化を実現しました。

  

Mt07pg 

通常エギゾーストパイプ部分には、

加工や溶接のしやすい厚さ1.2mmのSUSパイプ採用されますが、

少しでも軽くするために、

本サイクロンは、加工、溶接が難しい厚さ1.0mmのSUSパイプ「Series10s」を採用ました。

 

これにより、1.2mmパイプに比べて約300g、STD比約20%の軽量化を実現しました。

 

エギゾーストサウンドは、とっても迫力があります。

アイドリングでも、回しても低音がとっても気持ちいいです。happy01

 

レスポンスが非常に良いエンジンと相まって、

MT-07に乗るのがますます楽しくなりそうですね。dash 

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