MT-07 R-11サイクロン受注開始!
こんにちは、
海外営業青山です。
YAMAHA MT-07用
機械曲 R-11 サイクロン EXPORT SPEC 政府認証
受注開始になりました。
今回も開発スタッフにインタビューをしてきたので、
どんな製品に仕上がっているのか、ご紹介したいと思います。
一番の特徴は、フルエギゾーストの造形美です。
ラジエターシュラウドから3回曲げのヘッダーパイプまで、流れるようなラインをとり、
集合部では、アウト側のパイプが、イン側よりも上に出ることで、
バンク角の確保と、凝縮感を演出しております。
エンジン下の触媒部分は、2段テーパー形状に、
集合部とテールパイプをつなぐスプリングを見えない位置に配置することで、
フルエキのスムーズな流れを壊さない工夫を施しております。
そして、もう一つの特徴は、サイレンサーの取り付けです。
車両のスタイリングや重量バランスを考慮して設計されたオフセットステーに、
右のタンデムステップをオフセットすることで、
サイレンサーをより高い位置で取り付けることが可能になりました。
また、オフセットステーは大きく肉抜きされており、
タンデムステップの裏側に隠れるので、
タンデム走行性能や、一見純正らしい雰囲気も残しています。
このオフセットステーには、リアブレーキリザーバータンクステーがついているので、
タンデムステップを外してサーキット走行なんてことも出来てしまいます。
(タンデムステップを外す場合は、適切な長さのボルトに交換して下さい。)
性能面では、ヘッダー部分に連結パイプを採用し排気脈動を最適化することで
音量とパワーのバランスをとり、
大容量触媒の装着や、O2センサーの取り付けボスなど
妥協のない仕上がりになっております。
これにより、昨年から導入された非常に厳しい平成28年度排ガス規制をクリアしつつ、
高回転域で大きくSTDを上回る高出力化を実現しました。
通常エギゾーストパイプ部分には、
加工や溶接のしやすい厚さ1.2mmのSUSパイプ採用されますが、
少しでも軽くするために、
本サイクロンは、加工、溶接が難しい厚さ1.0mmのSUSパイプ「Series10s」を採用ました。
これにより、1.2mmパイプに比べて約300g、STD比約20%の軽量化を実現しました。
エギゾーストサウンドは、とっても迫力があります。
アイドリングでも、回しても低音がとっても気持ちいいです。
レスポンスが非常に良いエンジンと相まって、
MT-07に乗るのがますます楽しくなりそうですね。
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