全日本ロードレース選手権SUGOラウンド
こんにちは。広報担当の友部です。
今週末にはいよいよ9月となります。今年も3分の2を消化しました。本当にあっという間でした。
響きは秋ですが、まだまだ暑い日が続きますね。
みなさま体調管理には引き続き注意してくださいね。
本日は嬉しいお知らせです。
昨日のことなので多くの方がご存知だと思いますが、
加賀山就人選手がついにやってくれました!
TeamKAGAYAMA発足1年半で全日本ロードレース選手権初優勝を飾りました!
本当におめでとうございます。
5月13日に行われた第3戦筑波以来、約3ヶ月のブランクを空けての開催となったSUGOラウンド。
ここまで3戦を消化した時点での暫定のランキングはトップと12ポイント差の3位。
ここまでの順位は4位⇒3位⇒2位と次は優勝を期待してしまう流れですね!
それではレースの内容です。
公式予選はノックアウト方式が採用され
セッション1はトップタイム、
セッション2は5番手とややトップから離されますが
最終のセッション3では2番手のタイムを記録。
総合で2番手となり、見事フロントローを獲得しました。
ポールポジションは中須賀選手(ヤマハ) 、3番手には秋吉選手(ホンダ) が続き、
フロントーローの3台が1分27秒台を記録。
決勝レースでも拮抗したレース展開が予想される予選となりました。
決勝レースはスタート直前にシグナルトラブルが発生し、スタートディレイと珍しいハプニングが起こりました。
結局、シグナルは復旧されず、オフィシャルが日章旗を振リ降ろしてスタートする方式が採用されたのですが、
この影響で決勝レースの周回数は25から24へ減算されました。
このハプニングでも加賀山選手の集中は切れずホールショットを奪います。
しかし、加賀山選手はバックストレートで秋吉選手にかわされてしまいオープニングラップは2番手。
そして2周目には中須賀選手にもかわされてしまい、加賀山選手は徐々にトップ2台から遅れる展開となる。
加賀山選手はタイヤのライフを考えて我慢のレースとなりましたが、
8〜9周目辺りから再びペースが上がり始めレース中盤にはトップ2台へ接近。
トップ争いが3台に絞られた16周目、トップを走る秋吉選手が馬の背コーナーでコースオフ。
これでトップ争いは加賀山選手と中須賀選手となる。
加賀山選手はレース終盤にかけてもペースを緩めず、ついに18周目の1コーナーの入り口で中須賀選手をパス。
中須賀選手も加賀山選手に食らいつきその間隔が広がらずにファイナルラップへ突入。
最後までトップを死守した加賀山選手は結果的に中須賀選手に約2秒の差を付けてフィニッシュ。
見事、優勝を勝ち取りました!
この結果を受けて暫定のランキングは2位へポジションアップ。
トップの中須賀選手と9ポイント差まで詰め寄りました。
本当に嬉しい気持ちが伝わってくる写真ですね。
次戦のオートポリスでも表彰台の真ん中に登壇して欲しいです。
引き続き一緒に応援してください。