なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-3 モンキー ST-1カム編
Vol.1-3 モンキー ST-1カム編
こんにちは。
営業/井藤です。
今週もダブルヘッダーです
先週の続きいきまーす!
各タペット点検部分のフタを外します。
この時下側(エキゾースト側)のフタを開けるとオイルが少し出てきたりするので
エンジンの下に受け皿が必要です。
ローターを14mmのソケットでクランキング(ローターを回転)します。
(このエンジンは左回しが正回転となります。)
ローターの「T」マークをクランクケースの切りかき(矢印部分)に合わせ、
更にカムスプロケットのマークをヘッド上部(フロント方向)の切りかき合わせます。
4サイクルはバルブが開いている時と閉まっている時と2回合うタイミングがあるので
バルブを閉まっている状態で「T」マークをクランクケースの切りかきに合わせます。
(「T」マークとポンチマークが両方とも切りかきに合っている状態です。)
この状態を圧縮上死点といって、バルブが閉まっている時にピストンがヘッドに
近づくので空気が圧縮されるのでローターの回転が重くなります。
(詳しくはこちらまで)
①のタイミングが圧縮上死点で今のエンジン状態です。
バルブを動かすのがカムなので、バルブを動かしている状態ではカムを外せません。
9mmのスパナを使いタペットスクリューをインテーク側・エキゾースト側と外します。
オフセットスパナだと作業しやすいです。
外したら先端が削れていないか確認します。
削れているようでしたら新品に交換します。
14mmのソケットでローターの動きを固定して8mmのスパナでカムスプロケット
ボルトを外します。(Lサイドカバーがまだ付いている状態の写真を使いまわしちゃってます)
カムスプロケットを外します。この時にカムにはまっているノックピン(カムスプロケット
中心に見えている部分)を落とさないように気をつけて下さい。
ノックピンを外します。(こちらも再利用します。)
ラジオペンチでカムを外します。(すでにST-1カムが入ってました)
この時、インテーク側・エキゾースト側のロッカーアームを押さえておくとカムが抜けやすいです。
磨耗しているとよくスリッパー面の中心付近が段付き磨耗しています。
この写真のロッカーアームは少し段付き磨耗状態です。
今回はここまでです!
次週は組み付けいきますよ~
次週もカスタムしようじゃないか☆
↓シリーズのブログリンクです☆
なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.2-1 モンキー テンショナー編
なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.2-2 モンキー テンショナー編
なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-1 モンキー ST-1カム編
なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-2 モンキー ST-1カム編
なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-4 モンキー ST-1カム編
なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-5 モンキー ST-1カム編