WSBK&鈴鹿八耐挑戦記 いよいよ出発編
レース監督の加藤です。
お知らせがあります。既にHPにてWSBKイタリアモンツァ大会への参加することはお伝えさ
せて頂きました。
いよいよ明日、自分を含むスタッフ4名がモンツァ大会に備え渡欧することになりました。
イタリアモンツァサーキットは、ミラノから30分くらいの所にありレースには10万人以上の観客
を集めます。
高速サーキットとして有名で、300kmオーバーのストレートが4箇所。
メインのストレートでは何と時速330kmと言う途方も無い数字をたたき出すコースです。
我々ヨシムラ号も300kmオーバーの車速と言うのは未知の体験です。果たしてヨシムラのエ
ンジンはこの高速サーキットでファクトリーを相手に通用するのでしょうか?
非常に不安でもあり、楽しみでもあります。結果的にオランダアッセンではなくこのモンツァで
レースする事になったのもヨシムラにとっては必然であるのかもしれませんね。
明日渡欧のメカ(加藤、鈴木、天沼)3名は、一度ドイツのヨシムラ代理店であるシェーファー
モータースポーツさんのワークショップをお借りして、高速サーキットのモンツァに備えギアレ
シオの変更、エンジン仕様の変更をします。
もちろん、こんなサーキットですのでパワーの出し惜しみは出来ません。
現状ヨシムラベストで望みたいと思います。そうでないと不二雄社長とおじいちゃんに怒られ
ます!
また、海外への輸送費を下げる為に車両1台はエンジンレスにて発送しておりますので、その
車両の組み立て等々を行った後、車でアルプスを越え5/5にイタリア入り、後発隊の皆と合流
をする予定です。
今回のレースの様子ですが、ヨシムラのホームページとこのブログ、そしてWEBオートバイの
ブログ内でインサイドリポートみたいな形で皆さんにお伝えさせていただきたいと思います。
是非チェックしてくださいね。
一度はどうなる事やらというヨシムラの2010年初レース。
結果はどうなるか分かりませんが、全力を出し切って自信を持って挑んで来たいと思います。
応援よろしくお願いします。