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2012年11月17日 (土)

ガスレポについて

営業 美濃部です。

最近、販売店様や個人のお客様より特に問合せの多い、
ガスレポ(排出ガス試験結果証明書)について、
皆さんに参考になるポイントを説明します。

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ヨシムラマフラーユーザーにとって関係が有るのは、
『車検時に必要になる重要な書類』ということです。

ただし、全てのマフラーに必要なわけではなく、
以下の条件に該当する場合は必要ありません。

①『排ガス規制対象外の車両(平成11年二輪車排出ガス規制前の車両)』
 当然ですね。

②『排ガス規制対象車で、触媒を内蔵していない純正マフラーを交換した場合。』
 意外に知られていませんが、GSX1300隼-07北米,GSX1400,DRZ400SM,
 CB1300SF-07,XJR1300-06等々多数あります。

③『排ガス規制対象車で、触媒を内蔵している純正マフラーの、
 触媒を残してマフラーを交換した場合。(スリップオンタイプ等)』

 4輪車などに多いですが、GSX1300隼08-,NC700S/X,Ninja1000等々
 のスリップオンタイプです。

逆に以上の条件以外はガスレポが必要となります。

ヨシムラの該当商品には取説と一緒に付属していますので、絶対に無くさないで下さい。

最近では、中古マフラーやマフラー装着されていた中古車を購入されたケースの
ガスレポ再発行依頼が多いようです。
皆様も対象マフラー売買の場合はガスレポの有無にご注意下さい。

補足:
騒音規制の近接排気騒音は、車検場で測定できるので車検時の音量測定
で合格出来ればOKですが、2輪車モードの排気ガス測定は車検場で測定できない為、
公的試験機関(VIA等)の発行する書類(排出ガス試験結果証明書)で審査しており、
該当車両に書類がないと車検が受けられないことになります。

また、特に注意が必要なのは、ガスレポと車検証両方の『車両型式』『エンジン型式』が、
同一でなければなりません。逆輸入車等では仕向け地違いで『車両型式』が異なる場合が
多いのです。

また堅苦しい説明になってしまいました。みなさん参考になりましたでしょうか。

ガスレポの再発行依頼は、こちらを参照下さい。