ガスレポについて
営業 美濃部です。
最近、販売店様や個人のお客様より特に問合せの多い、
ガスレポ(排出ガス試験結果証明書)について、
皆さんに参考になるポイントを説明します。
ヨシムラマフラーユーザーにとって関係が有るのは、
『車検時に必要になる重要な書類』ということです。
ただし、全てのマフラーに必要なわけではなく、
以下の条件に該当する場合は必要ありません。
①『排ガス規制対象外の車両(平成11年二輪車排出ガス規制前の車両)』
当然ですね。
②『排ガス規制対象車で、触媒を内蔵していない純正マフラーを交換した場合。』
意外に知られていませんが、GSX1300隼-07北米,GSX1400,DRZ400SM,
CB1300SF-07,XJR1300-06等々多数あります。
③『排ガス規制対象車で、触媒を内蔵している純正マフラーの、
触媒を残してマフラーを交換した場合。(スリップオンタイプ等)』
4輪車などに多いですが、GSX1300隼08-,NC700S/X,Ninja1000等々
のスリップオンタイプです。
逆に以上の条件以外はガスレポが必要となります。
ヨシムラの該当商品には取説と一緒に付属していますので、絶対に無くさないで下さい。
最近では、中古マフラーやマフラー装着されていた中古車を購入されたケースの
ガスレポ再発行依頼が多いようです。
皆様も対象マフラー売買の場合はガスレポの有無にご注意下さい。
■補足:
騒音規制の近接排気騒音は、車検場で測定できるので車検時の音量測定
で合格出来ればOKですが、2輪車モードの排気ガス測定は車検場で測定できない為、
公的試験機関(VIA等)の発行する書類(排出ガス試験結果証明書)で審査しており、
該当車両に書類がないと車検が受けられないことになります。
また、特に注意が必要なのは、ガスレポと車検証両方の『車両型式』と『エンジン型式』が、
同一でなければなりません。逆輸入車等では仕向け地違いで『車両型式』が異なる場合が
多いのです。
また堅苦しい説明になってしまいました。みなさん参考になりましたでしょうか。
ガスレポの再発行依頼は、こちらを参照下さい。