世界耐久選手権第4戦
こんにちは。広報担当の友部です。
ヨシムラジャパンの夏期休業は昨日で終了し、本日より通常営業をしております。
休みの間は普段できない部屋の掃除や家族と外出したりと、とても有意義に過ごせました。
休暇中の出来事ですが、ドイツのオーシャースレーベンサーキットで世界耐久選手権の第4戦が行われました。
今回のレースにも加賀山選手がSUZUKI ENDURANCE RACING TEAMチーム(S.E.R.T.)より出場となりました。
第4戦は3人のライダーの合計平均タイムで決勝レースのスターティンググリッドが決定!
3人のバランスがとても重要な公式予選となりました。
加賀山選手は鈴鹿8耐終了後、多忙なスケジュールをこなしてからの参戦となりましたが、
そこは経験と実力で上手く予選を乗り切り、見事3人の平均タイムがトップタイムとなりポールポジションを獲得!!
決勝レースのスタートライダーはヴァンサン・フィリップ選手が担当し見事ホールショットを取りました。
と思ったのも束の間。
開始早々に転倒車の影響でペースカーがコースへ。
せっかく広げた差があっという間に団子状態となってしまいました。
コースの復旧作業が終了するとヴァンサン選手が再びレースをリードし、
アントニー・デラール選手にライダーチェンジ。
その後もペースカーが入りリードを広げては、ペースカーでその差が縮まる、
緊迫したレース展開となりました。
加賀山選手の走行枠は1回と限られたものになりましたが、
ヴァンサン選手とアントニー選手へ的確なアドバイスを送り
ムードメーカーとしてS.E.R.T.チームを牽引してくれました。
最後までS.E.R.T.チームがレースを引っ張りましたが、最後のスティントでは2位/3位のチームとの差は僅か1周まで接近。
チーム一丸となり8時間を走り切り、トップでチェッカーを受けポールtoウィンという最高の形で
今シーズン初優勝を飾りました。
そしてこのレースではMONSTER ENERGY YAMAHA-YARTチームより
中須賀選手もエントリーしてました。
日本人ライダーが世界で活躍する姿を見るのは、とても誇らしいです!
次戦の世界耐久選手権は最終戦となり、9月9日ル・マン24時間耐久です。
この日は全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦オートポリスが開催のため
加賀山選手のエントリーはありませんが、
皆さんS.E.R.T.チームの応援を宜しくお願いします。