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2009年3月 7日 (土)

メンテナンスの季節

春になって、さーてツーリングにでも行くかと久々に愛車のエンジンをかけてみたら、

何か調子が変だったり、アイドリングが不安定等という症状に出会った方はありませんか?

特に冬の間乗らずに放置してしまった場合や長期間バイクを使用していた場合、

キャブレターにトラブルを抱えることが多々あります。

このトラブルに対処するにはただ1つ

「キャブレターオーバーホール」

です。

ヨシムラでは、長期間使用したり放置したTMR-MJN/TMRキャブレターが本体の性能を

取り戻すため、メンテナンスオーバーホールサービスを用意しております。

今、春に向けてかなりの作業依頼が入っており、現場のスタッフもフル稼働状態。

Dsc01721

現場には長年使い込まれたTMR/TMR-MJNが修理の順番を待っていました。

TMR/TMR-MJNキャブレターはスライドバルブをシールリングとVシールで保持する形に

なっているのですが、

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■Vシール(Vの形状の断面になってバネの様な役目を果たします)

Dsc01712

■Vシールとシールリングがスライドバルブを保持しています

オーバーホールで入ってきたキャブのスライドバルブのなかには、

長年使い込まれたらしく、

Vシールの劣化によって保持できず、スロットルバルブがシールリングに均一に当たらず、

スロットルバルブにすごい傷が。。

Dsc01707

Vシールを交換して、Oリング等交換・他部品を洗浄するだけで、全く新品の様な

スムーズな操作性が復活します。(本当にスムーズになりますよ)

春のツーリングシーズンに向けて、愛車のメンテナンスをしてあげましょう!

最高のツーリングになること間違いなし!

※ただしこの部分に関しては非分解部品なので、絶対に個人の方が触らないで

ください。

TMR/TMR-MJNキャブレターオーバーホール内容等に関しては↓

http://www.yoshimura-jp.com/products/engine/carb/carb_service.html