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2012年6月 1日 (金)

なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-3 モンキー ST-1カム編

Vol.1-3 モンキー ST-1カム編

こんにちは。
営業/井藤です。

今週もダブルヘッダーですbleah

先週の続きいきまーす!

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各タペット点検部分のフタを外します。
この時下側(エキゾースト側)のフタを開けるとオイルが少し出てきたりするので
エンジンの下に受け皿が必要です。

Imgp7330

ローターを14mmのソケットでクランキング(ローターを回転)します。
(このエンジンは左回しが正回転となります。)

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ローターの「T」マークをクランクケースの切りかき(矢印部分)に合わせ、

Imgp7350
更にカムスプロケットのマークをヘッド上部(フロント方向)の切りかき合わせます。

4サイクルはバルブが開いている時と閉まっている時と2回合うタイミングがあるので
バルブを閉まっている状態で「T」マークをクランクケースの切りかきに合わせます。
(「T」マークとポンチマークが両方とも切りかきに合っている状態です。)

この状態を圧縮上死点といって、バルブが閉まっている時にピストンがヘッドに
近づくので空気が圧縮されるのでローターの回転が重くなります。
(詳しくはこちらまで)

Photo_2
①のタイミングが圧縮上死点で今のエンジン状態です。
バルブを動かすのがカムなので、バルブを動かしている状態ではカムを外せません。

Imgp7348
9mmのスパナを使いタペットスクリューをインテーク側・エキゾースト側と外します。
オフセットスパナだと作業しやすいです。

Imgp7372
外したら先端が削れていないか確認します。
削れているようでしたら新品に交換します。

Imgp7330_2
14mmのソケットでローターの動きを固定して8mmのスパナでカムスプロケット
ボルトを外します。(Lサイドカバーがまだ付いている状態の写真を使いまわしちゃってますcoldsweats01

Imgp7352
カムスプロケットを外します。この時にカムにはまっているノックピン(カムスプロケット
中心に見えている部分)を落とさないように気をつけて下さい。
ノックピンを外します。(こちらも再利用します。)

Imgp7354
ラジオペンチでカムを外します。(すでにST-1カムが入ってましたcoldsweats02

Imgp7356
この時、インテーク側・エキゾースト側のロッカーアームを押さえておくとカムが抜けやすいです。

Imgp7375
ロッカーアームのスリッパー面が磨耗していないか確認します。

Imgp7378
磨耗しているとよくスリッパー面の中心付近が段付き磨耗しています。
この写真のロッカーアームは少し段付き磨耗状態です。

今回はここまでです!

次週は組み付けいきますよ~
次週もカスタムしようじゃないか☆

↓シリーズのブログリンクです☆

なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.2-1 モンキー テンショナー編

なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.2-2 モンキー テンショナー編

 

 

なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-1 モンキー ST-1カム編

なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-2 モンキー ST-1カム編

なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-4 モンキー ST-1カム編

なぁ、カスタムをしようじゃないか!!(モトモト ライター:ナンディ小菅さん風)(笑)Vol.1-5 モンキー ST-1カム編