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2012年4月16日 (月)

全日本ロードレース選手権シリーズ第鈴鹿2&4

こんにちは。
広報担当の友部です。

昨日は鈴鹿サーキットで全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦が開催されました。
ヨシムラスズキレーシングチームの結果は
 予選:5位
 決勝:7位
でした。
詳細レポートはホームページにアップしていますので、是非チェックしてください↓
http://www.yoshimura-jp.com/race/schedule/2012_jrr_r2.html

また鈴鹿8時間耐久ロードレースの開催に先立ち、主要チームの体制発表会が行われました。
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ヨシムラスズキレーシングチームの体制は未だ未定ですが、
決まり次第直ぐにお知らせしますので、もう暫くお待ち下さい。

そしてTeam KAGAYAMAの加賀山選手はというと
予選は1位、決勝レースは3位という結果でした。
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公式予選ではノックアウト方式開始早々のQ1で
転倒をしたマシンがコース上にオイルを撒いてしまい赤旗中断。
雨の影響もあり、コース上のオイルの処理が進まなく、
公式予選は一時中断。オフィシャルの協議の末、
予選方式をノックアウトから計時予選へ変更。
更に時間帯もお昼から夕方の16時20分から30分となりました。
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その計時予選で最初にコースに飛び出したのは
そうです、加賀山選手です。
43台ものエントリーマシンが一斉にコース上に流れでる為、
クリアラップの事を考え加賀山選手は、飛び出しました!

計時予選を迎えるまでには天候も回復し、路面コンディションはウェットからドライへ。
コースコンディションも整い超スプリントの公式予選がスタートしました。

予想された通り、アタックラップに突入すると
ペースの遅いライダーやアタック終了のライダーに引っかかったりと
各ライダー思うようなラップタイムが出せないまま、時間だけがどんどんと経過してしまう。。。
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そんな中加賀山選手は予選中盤にクリアラップを取って2分07秒255を記録!
その後加賀山選手のタイムを上回るライダーは現れず、見事ポールポジションを獲得。

加賀山選手は全日本ロードレース選手権復帰後初のポールポジションとなりました。
しかし、トップ3までのタイム差は0.2秒。
(2番手には高橋選手(ホンダ)、3番手には中須賀選手(ヤマハ)です。)
決勝レースは超ハイペースなレース展開が予想されました。

決勝レース当日、8時25分から行われたウォームアップ走行でも
加賀山選手はトップタイムをマークし、ライダーの好調さとマシンの出来の良さが伝わって来ました。
あとは決勝レースに期待です。
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そして12時40分から15周で争われた決勝レース、
加賀山選手は最高のスタートを決め、開幕戦に続いてホールショットを奪いレースをリード。
トップ争いは加賀山選手、中須賀選手、高橋選手の3巴で繰り広げられ、
トップ3台は4位以下をどんどんと引き離していきます。

レースは序盤から2分07秒台のハイペースで争われ、3周目についにレースが動きました。
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3周目、3番手走行の高橋選手がS字コーナーで中須賀選手をパス、
更に続くダンロップコーナーで加賀山選手からトップを奪取。
加賀山選手も高橋選手から離される事無く、
中須賀選手も加賀山選手のテールから離れず超接戦のトップ争いが続きました。
トップグループに動きがあったのは、バックマーカーが出現して来た12周目。
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2番手走行の加賀山選手はバックマーカーの処理に手間取り、その隙に中須賀選手に先行を許してしまう。
しかし加賀山選手は同一周のバックストレッチから130Rの飛び込みで、
ストレートスピードを生かし中須賀選手をパス。
この2番手争いの間にトップの高橋選手との差は少し広がり始めてしまいました。
13周目、2番手争いを繰り広げる加賀山選手と中須賀選手の前に
シケインで再びバックマーカーが出現。
バックマーカーを上手く使った中須賀選手が加賀山選手のイン側から抜き去り
再び2番手と3番手が再び入れ替わってしまいました。
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加賀山選手は残り2周懸命にトップの2台を追う展開となりました。
最後まで攻め続けた加賀山選手は3番手でチェッカー、今シーズン初の表彰台を獲得しました。
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次戦は筑波ラウンド、開催日は5月12〜13日です。
次こそは表彰台の真ん中に登壇して欲しいです。皆さんの応援を宜しくお願いします。